北海道の冬は心臓病に危険?先天性心疾患の私が実践する寒さ・除雪対策

心疾患との暮らし

「なまら(すごく)寒いけど、心臓は大丈夫?」

こんにちは!北海道生まれ、北海道育ち。

生粋の道産子で、先天性心疾患(単心室症)を持つMarianaです。

心臓病を持つ方やそのご家族にとって、冬の北海道は少し怖いイメージがあるかもしれません。

「氷点下の寒さは心臓に悪いんじゃないか?」

「寒暖差で発作が起きたらどうしよう…」

確かに、厳しい環境であることは事実です。

でも、結論から言うと対策さえすれば、雪国でも楽しく暮らせます!

私は障害者手帳1級を持ちながら、30年以上この北の大地で生活してきました。

今回は、当事者だからこそ語れる「雪国のリアルな暮らし」と、心臓を守るための「本当に使える防寒テクニック」について、包み隠さずお話しします。

先天性心疾患があっても「極寒の地」に適応できる?

「冬はマイナス5℃を下回る」

そう聞くと、内地(本州)の方は驚くかもしれません。しかし、私たち道民には独自の「適応術」があります。

寒さの質が違う!屋内は「半袖」でもOK説

まず知っておいてほしいのは、北海道の家は「断熱気密」が完璧だということです。

東京の冬は、家の中でもすきま風で「痛い寒さ」を感じることがありますよね?

北海道では、玄関を一歩入れば暖房設備が整っており、Tシャツ一枚でアイスを食べる人もいるほど(笑)。私自身、とても暑がりなほうなので、ダウンコートの中には薄着することもあります。

ただし、ここで注意が必要なのがヒートショックです。

屋内(ポカポカ)から一歩外(極寒)に出た時の温度差は心臓に大きな負担をかけます。ですので、私たちは玄関を出る前にマフラーや手袋を装着し、完全防備で外気に触れるように気をつけています。

人間の適応能力はすごい(私の体験談)

「環境に適応する」というのは本当で、私は子供の頃から雪の中で元気に遊んでいました。

近所の子供たちと雪合戦をしたり、かまくら(ほら穴?)を作ったり、そりで滑ったりと。寒さを忘れて夢中になっていた記憶があります。

もちろん、自分の体調と相談することは大前提ですが、「心臓病だから雪国は無理」と諦める必要はありません。

ここが一番キツイ!雪国最大の敵「除雪(雪かき)」

北海道生活で、唯一にして最大の壁。それが除雪です。

これだけは、覚悟と対策が必要です。

心臓への負担は筋トレ以上!!

一軒家や、管理人のいない駐車場の場合、雪をどけないと車が出せません。

水分を含んだ雪は想像以上に重く、それを持ち上げて投げる動作は、心臓にかなりの負荷がかかります。

私も自力で除雪を行っていますが、終わった後にドッと疲労感が襲ってきて、一日中動けなくなることもありました。まさに命がけの作業です。

無理は禁物!使える回避策を持とう

もしこれから住む場所を選べるなら、以下の対策を強くおすすめします。

• マンションを選ぶ: 管理人さんが除雪してくれる物件が最強です。

• 業者に依頼する: 一軒家でも、シーズン契約で排雪業者に頼むことができます。

「健康をお金で買う」と考えれば安いです。相場は約10,000~20,000円くらいです。

• ロードヒーティング: 設備がある場所を選ぶだけで、負担はゼロになります。

とにかく、「全部自分ひとりの力でやろうとしないこと」。これが心臓を守る鉄則です。

※筆者のわたしは毎回除雪を頑張っています!笑

冬を乗り切る!先天性心疾患者のための「三種の神器」

寒さや心臓への負担から身を守るために、私が長年の北海道生活でたどり着いた「リアルな愛用品」を3つ紹介します。高価なアウトドアギアでなくても、身近なもので対策は可能です!

1. 誰もが知る「UNIQLO ヒートテック」

防寒インナーはいろいろありますが、私は結局UNIQLOのヒートテックを毎日愛用しています。

「極暖」や「超極暖」など、その日の気温に合わせてレベルを選べるのが便利ですよね。

どこでも買えて、薄手で着ぶくれしないので、オシャレを楽しみたい旅行中にも欠かせません。

2. 家でも外でも温活「使い捨てカイロ & 湯たんぽ」

心臓の負担を減らすには、身体を冷やさないことが鉄則。

外出時は使い捨てカイロを背中や腰に貼り、血管を収縮させないようにしています。

そして家では、レンジでチンするタイプの湯たんぽを愛用中。

寝る前に布団に入れておくだけで朝までポカポカですし、お腹が冷えた時にもすぐ使えるので、私の冬の相棒です。


3. 冷気は心臓と肺の敵!マスク & マフラー

心臓病や喘息持ちにとって、氷点下の冷たい空気を直接吸い込むのは発作の原因になりかねません。

マスクの中で呼吸をすることで、温まった湿気のある空気を吸うことができるので、体への負担が劇的に減ります。

感染症対策だけでなく、天然の加湿器としてマスクを活用するのが、雪国で元気に過ごすコツです。


ウィンタースポーツと北海道(札幌)旅行を楽しむコツ

スキーや雪遊びはできる?

実は私、小学生の頃はリフトを乗り継いで、標高1500mの山からスキーで滑り降りていました

(今思うとすごい猛者ですね…笑)。

ですが、これはあくまで「私の場合」です。

もしウィンタースポーツに挑戦したい場合は、必ず主治医に確認をとってください。

寒い場所での運動負荷はリスクを伴います。許可が出た場合も、休憩をこまめにとり、水分補給を忘れないようにしましょう。

札幌市内観光をするなら「地下」を攻めろ!

冬の札幌観光なら、チカホ(札幌駅前通地下歩行空間)を活用しましょう。

札幌駅から大通公園、すすきのまで地下で繋がっており、暖房の効いた道をコートなしで歩けます。心臓への負担を最小限に抑えて観光できる、私たちにとっての命の道です。

地下歩行空間についての詳細はコチラ

まとめ:準備さえすれば、冬の北海道を楽しめられる

雪国での暮らしは、確かに大変な面もあります。特に除雪は、心疾患を持つ私たちにとっては強敵です。

しかし、真っ白な雪景色の美しさや、暖房の効いた部屋で食べるアイスの美味しさは、北海道でしか味わえません。

• ヒートテックやカイロで保温する

• マスクで冷気をガードする

• 除雪は無理せず、人の手を借りる

このポイントを守れば、心臓病があっても北国での生活は楽しめます!

これから北海道へ来る方が、少しでも安心して過ごせますように。

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