先天性心疾患で障害年金はもらえる?障害者手帳1級持ちの私が「不支給」から学んだ申請の厳しい現実

心疾患との暮らし

心疾患を抱えながら生活していると、ふとこんな不安に襲われることはありませんか?

「今は働けているけれど、30代、40代と歳を重ねて体力が落ちたらどうしよう…」

「フルタイムがきつくなって収入が減ったら、生活していけるのかな?」

私もまさに、その壁にぶち当たった一人です。

私は単心室症(障害者手帳1級)を持っていますが、社会人として長く働いてきました。しかし30歳を過ぎて体力の限界を感じ、「障害年金」の申請を決意しました。

結論から言うと、私の審査結果は「不支給」でした。

正直、通知を見たときは目の前が真っ暗になりました。でも、この失敗があったからこそ見えてきた「現実」と、これからの「生存戦略」があります。

今回は、私が経験したリアルな申請の記録と、これから申請を考えているあなたに伝えたい「絶対に準備すべきこと」を包み隠さずお話しします。

先天性心疾患でも障害年金はもらえる?就労と受給の壁

そもそも、私たちのような先天性心疾患(ACHD)の成人が障害年金をもらうのは、簡単なことではありません。

「働いている」ことへの厳しい審査基準

障害年金のガイドラインには明確な基準がありますが、実務上の審査では「働けている事実」がかなり重く見られる傾向があります。

• フルタイム勤務: 非常にハードルが高い

• 障害者雇用・短時間勤務: 配慮があれば働ける=支給対象外とされるケースも

「働いているからといって、身体が辛くないわけじゃないのに!」

そう叫びたい気持ちは痛いほど分かります。しかし、年金機構はあくまで「書類」で労働能力を判断します。ここに大きなギャップがあるのです。

「20歳」で申請する勇気が持てなかった

先天性疾患の場合、本来は20歳の段階で申請することができます(20歳前傷病)。

実は私、20歳の時にも一度役所へ相談に行ったことがありました。しかし、窓口で担当者にこう言われたのです。

「あんたじゃ無理無理、通るわけないよ」

その言葉に心が折れ、母とすごすごと帰った記憶があります。

もしあの時、諦めずに申請していれば…と思うこともありますが、過去は変えられません。だからこそ、30代になった今回、「今の自分の状態」で再チャレンジしようと決めたのです。

【体験談】私が障害年金の申請を決意し、不支給になるまで

では、実際に私がどんな経緯で申請し、どのような結果になったのか。時系列でお話しします。

きっかけは30歳の体力低下と収入が減ったことです。

20代の頃は気合でフルタイム勤務をこなしていましたが、30歳を迎えた頃から身体に変化が現れました。

午後3時を過ぎると、鉛のような疲労感が襲ってくるのです。

「これ以上無理をしたら、心臓が持たない」

そう感じた私は、会社と相談して時短勤務に切り替えました。当然、お給料は減ってしまいます。その補填として頼ったのが障害年金でした。

想像を絶する「書類作成」の地獄

申請を決めてからが本当の戦いでした。特に大変だったのが以下の2点です。

1. 初診日の証明(30年前のカルテがない!)

障害年金には「初診日」の証明が不可欠です。しかし、私が幼少期に通っていた個人病院はすでに閉院。総合病院にも古いカルテは残っていませんでした。

救世主は「母子手帳」でした。 母が記録を残してくれていたおかげで、なんとか証明ができましたが、これがなければ門前払いでした。

2. 「病歴・就労状況等申立書」の作成

生まれてから現在までの通院歴、手術、学生時代の体育の見学、就職後の配慮事項…。

これらを全て事細かに記述する必要があります。記憶のパズルを埋める作業は、精神的にも体力的にも削られるものでした。

審査結果と、突きつけられた現実

書類を提出してから約3ヶ月後。届いた通知には、無情にも「不支給」の文字がありました。

理由は明確には書かれていませんでしたが、恐らく「現時点で就労し、一定の収入を得ていること」が大きく影響したのだと思います。

年々、審査基準が厳しくなっているという噂は本当だったのかもしれません。

これから申請する方へ。失敗から学んだ「対策」3選

結果はダメでしたが、この経験で得た教訓は大きいです。これから申請する皆さんには、私と同じ苦労をしてほしくありません。

「初診日」の証拠は今すぐ確保せよ

病院はいつなくなるか分かりません。カルテの保存期間は法律で5年です。

もし転院を繰り返しているなら、「紹介状のコピー」や「母子手帳」、「お薬手帳」など、過去を証明できるものは全て保管しておいてください。いざという時、それが命綱になります。

医師には「生活の困りごと」を具体的に伝える

主治医の前では、つい「元気です」と言ってしまいませんか?

診断書を書く医師に、家でのぐったりした様子は伝わっていません。「休日は一日中寝ている」「階段が登れない」など、「できないこと」を正確に伝える勇気を持ってください。

一人で抱え込まず専門家を頼る

私は自分で申請しましたが、正直、書類の書き方一つで結果が変わる世界だと感じました。

もし経済的に許すなら、障害年金専門の社労士さんに相談するのも一つの手です。無料相談を行っている事務所もあるので、セカンドオピニオンとして活用する価値はあります。

まとめ:障害年金がダメでも、私には「プランB」がある

障害年金が不支給になった直後は、

「国に見捨てられた」

「私の辛さは認められないのか」

としばらく落ち込みました。

でも、申請を通じて自分の医療史を整理できたことで、不思議と「自分の人生のパズルが完成した」ような清々しさもありました。

年金がもらえないなら、別の方法で豊かに生きるしかない。

そう切り替えた私は今、2つのことに力を入れています。

1. 自分に合った働き方を探す(リモートワーク・障害者雇用)

2. ポイ活とマイルで生活費や娯楽費の足しを増やす

国の制度に頼るのも大事ですが、「自分で稼ぐ力」や「賢く節約・投資する知恵」を身につけることも、立派な生存戦略です。

とはいえ、心臓病を抱えながら、自分ひとりで「体調にしっかり配慮してくれる安全な会社」を探すのは本当に怖くて大変ですよね。

私も前の職場を退職して次の道を考えた時、自分の体力とどう折り合いをつけていけばいいのか、すごく不安でした。

だからこそ、就職や転職活動では「障害者雇用に特化したプロの転職エージェント」の力を借りるのが一番確実で安心な方法です。一般の求人サイトには載っていない、手帳有無にかかわらず無理なく働ける環境の整った優良な求人を、プロが一緒に探してくれます。

登録もサポートも完全無料なので、「明日すぐ転職!」というわけでなくても、まずは情報を集めるたり、今後のキャリアを見据えたうえで登録しておくといいと思います。

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一人ひとりの障害や、体力的な不安にしっかり寄り添って、無理なく長く働ける環境を提案してくれます。

どちらか一つでも良いですが、優良な求人はすぐに埋まってしまうため、

「両方に無料登録して、自分に合う担当者を見つけておく」のが一番賢い生存戦略です!

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